子供が積極的に学び始める「7つのヒント」
子供が積極的に学び始める「7つのヒント」
日々塾運営を行っておりますと、
保護者の方々から学習についてはもちろんですが、育て方についてのご相談も受けます。
その際、よく保護者の方々へお伝えすることを、簡単に7つにテーマを絞りまとめました。
もしよろしければ、参考にしてください。
しつけには厳しく叱ることも必要と考えている方が多いのではないでしょうか。
叱ったり、大人の強い力で物事を進めると、無力感が増し、いざという時に自分で考えられないように
なってしまいます。叱る側のストレス発散以外に良いことはありません。
褒められると、子どもは「自分はこのままでいいんだ」という自己肯定感を高め、勉強などの困難にも
負けずに取り組むようになります。
生徒を見てきましたが、最初から成績の良い子は放任主義で育った子が多いです。
親の手出しがない分、自分でやる習慣ができています。大人でも、集中している時、
近くで手元を見らえるとストレスを感じるものですよね。子どもも一緒です。
親は、その漢字の表す通り、ちょっと離れた木の上から見守るくらいがちょうどよいものなのです。
子どもの失敗など、たいしたことはないというのが大前提。
落ち込んだり残念がったりせず、そこから学んだことを見つけて褒めましょう。
子どもをできるだけ失敗から遠ざけようと先回りするのもよくありません。
失敗経験が少ないと、いざ大人になって大きな失敗でつまづいた時に立ち直れなくなることも。
一回失敗すれば、自分で回避しようと思うもの。どんどん失敗させましょう。
「元々才能があったから」そう言われるのは、よい結果が出た後だけ。
どんな秀才も赤ちゃんの時は何もできません。みんな「地頭が良い」のです。
「どうせ無理」「バカだし」という先入観も厳禁です。どんな子でも、奇跡と言われる
成功体験はあります。その際に大切なのは、変わろうとしているお子さんを信じること。
それが親のなすべきことだと思います。
最初の面談で「めっちゃやる気が出た!」と子どものテンションが上がる塾を選んでください。
初対面でやる気にさせられる指導者は、勉強がルーティンになった時やピンチの時に力を発揮
できる人です。モチベーションは、時間がたてばどんどん下がっていくものです。
面談時は、本人、お母さん、そしてお父さんとも塾の方針を家族で共有することをお勧めします。
勉強にはメンタル面が非常に大事。
よく「やる気を出せ」なんて簡単に言いますが、そんなにすぐやる気は出ません。
「少しやってみる→できる」の繰り返しで「やる気になる」のです。
親は辛抱強く見守るしかありません。
勉強の習慣を変え成果を出すには、最低でも1年半は欲しいか。
通塾の成果は、事前に先生と話し合うことが必要ではないでしょうか。
勉強は何のためにするかというと、×を○にする過程の中で成長を実感するためではないでしょうか。
成績トップの子でも×は山ほどあるものです。親から見て、周りと比較して良い悪いではなく、
自分自身の×が○になることで自分を信じられるようになります。
大人の価値観にしばられることなく「成長したい、変わりたい」そんな子どもを見守りましょう。
いかがでしたでしょうか。
もし不明なこと、聞いてみたいことがありましたら、ぜひ一度お問い合わせください。